「FANTOMAS(ファントマ)」ストーリー紹介(3)
「THE MURDEROUS CORPSE」
「PROLOGUE」
ファンドールは軽傷で助かるが、ジューヴ警部は発見されなかった。一方で、ファントマの仲間である看守ニベットは、地下室で何やら策略を考えていた。
1.「THE TRAGEDY IN RUE NORVINS」
ファントマはドロンという若い男性を狙う。家にいるところに侵入してドロンを眠らせ、そばにドロンの知人の女性の死体を置いておく。ドロンは殺人罪に問われるが、収監中にファントマの仲間の看守ニベットによって殺害される。ドロンの妹のエリザベスは、ドロンに面会に訪れるが、殺害されたことを知る。遺体の面会に向かうが、ドロンの死体は消失していた。
2.「FANDOR’S INVESTIGATION」
ドロンの死体消失を調べるファンドールは、ドロンの死体搬出に使われた水路にたどり着く。ファンドールに気づいたファントマの仲間の看守ニベットは、ファンドール殺害を試みるものの失敗に終わる。
3.「THE PRINCESS’ NECKLACE」
上流階級の集まるパーティで、ファントマは銀行家になりすまし、プリンセスのネックレスを強奪することに成功する。プリンセスの首には指紋がついており、警察は指紋を照合すると、それは死んだはずのドロンのものだった。
4.「THE BANKER NANTEUIL」
銀行家になりすましたファントマは、ベルサム卿夫人を使って、奪ったネックレスの持ち主である金持ちのビジネスマンを呼び出す。呼び出されたビジネスマンは、ファントマの仲間によって捕らえられてしまう。
5.「ELISABETH DOLLON」
ドロンの妹であるエリザベスは、兄が殺された部屋でこれまでの犯罪を記したリストを入手する。エリザベスはリストをファンドールに届けようとするが、ファントマの仲間にそのことを知られる。エリザベスは、ファントマ一味にガス自殺と見せかけて殺されそうになるが、ファンドールが一歩早く助けに来る。その後、ファンドールがドロンの部屋を捜索していると、話し声が聞こえてきたために、部屋に置いてあった大きなカゴに隠れる。やってきたのはファントマ一味で、部屋にあるものをカゴに詰め込んでアジトに持ち帰る。アジトに運ばれたカゴから脱出したファンドールが見たものは、金持ちのビジネスマンの死体だった。その死体にはドロンの指紋がついていた。
6.「THE GLOVES MADE OUT OF HUMAN SKIN」
ファントマの策略によって爆死したと思われていたジューヴ警部は生きていた!ファンドールの前に姿を現したジューヴ警部は、ファントマが銀行家になりすまして悪事を働いていることを告げ、ファントマ逮捕に向かう。追い詰めたファントマの手から、ジューヴ警部死んだドロンの皮で作ったグローブを剥ぎ取る。ファントマはドロンの指紋を利用して捜査を攪乱していたのだった。だが、あと一歩というところで、ファントマは再び逃げ去ってしまう。
(DVD紹介)
「FANTOMAS」
フランス連続映画の代表作の1つ。全話合計すると335分と見応えがある。
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