エッサネイ社の作品 １９１１年

「ALKALI IKE'S AUTO」

　エッサネイ社の作品。エッサネイ社のボスであり、「ブロンコ･ビリー」シリーズのスターでもあったギルバート･アンダーソンが監督を務めている。

　ALKALI IKEという人物を主役にしたコメディ･シリーズの１本。西部を舞台に、少し間が抜けた感じのIKEは、ライバルよりも格好良く見せるために、２頭の馬の代わりに車を手に入れて、愛する女性を送る。だが、車は途中で故障し、愛する女性だけを乗せて走り出してしまう。

　車が暴走するシーンを早回しで撮影し、混乱を増すといった工夫がされている。

（ビデオ紹介）

Slapstick Encyclopedia [VHS] [Import]

　サイレント期のスラップスティック・コメディを集めた5本組みのビデオ。チャップリン、キートン、ロイドといった有名どころ以外のスラップスティック・コメディの数々を見ることができる。

※日本製のビデオデッキでも再生できます。