連続映画「LES VAMPIRES 6. HYPNOTIC EYES」ストーリー

 フィリップの友人であるマザメッティは、偶然怪しい男が箱を岩陰に隠すところを見かける。箱の中には多額の小切手が入っていた。一方、「ヴァンパイア」の一味は金持ちが泊まるホテルに宿泊していた。ボスが宿泊客を集めている間に、宿泊客の部屋に盗みに入ったイルマ・ヴェップは、箱を岩陰に隠した男が宿泊する部屋で隠し場所を記した地図を見つけ、盗み出す。だが、イルマがボスの元に向かう途中で、同じホテルにやって来ていたモレノに捕まってしまう。モレノはイルマを誘拐し、イルマに変装した仲間に命じて、地図を「ヴァンパイア」のボスに届けさせる。「ヴァンパイア」一味の女性が地図を頼りに岩陰にやってくるが、そこには箱はなく、フィリップの置手紙があった。一味の女性が馬に乗って戻る途中、モレノの一味に捕らえられる。モレノは、「ヴァンパイア」に盗みを働かせて、それを盗もうと思っていたのだ。だが、肝心の箱はなく、代わりに一味の女性に、イルマを返して欲しければ身代金を持ってくるように要求する。フィリップは、警察を連れてホテルに乗り込むが、「ヴァンパイア」一味とモレノの姿はなく、岩陰に箱を隠した男を捕まえる。男は、盗みを働いて小切手を盗んだのだった。一方で、「ヴァンパイア」のボスはイルマを助けにモレノの元に。だが、モレノの催眠術にかかったイルマは、モレノに命じられるまま、ボスを銃で撃ち殺す。