映画評「KILL OR CURE」

 製作国アメリカ ハル・ローチ・ステゥディオズ製作 パテ・エクスチェンジ配給

 監督スコット・ペンブローク 製作ハル・ローチ 出演スタン・ローレル、キャサリン・グラント

 怪しげな万能薬を売るセールスマンだが、なかなかうまく売れない。

 セキ、歯の痛みにも効くし、髭剃りの後に塗ってもよいし、しまいには車のツヤ出しにも使えるという万能薬。禁酒法時代の当時のアメリカでは、「薬」と称した液体が売られていたという背景をネタにしたコメディ作品である。

 一生懸命説明をした相手は耳が聞こえなかったりといったブラックなギャグもあるが、全般的には新鮮なギャグはなかった。