映画評「RUPERT OF HEE HAW」

※ネタバレが含まれている場合があります

[製作国]アメリカ [製作]ハル・ローチ・ステゥディオズ [配給]パテ・エクスチェンジ

[監督]スコット・ペンブローク [製作]ハル・ローチ [撮影]フランク・ヤング [編集]トーマス・J・クライザー

[出演]スタン・ローレル、ジェームズ・フィンレイソン、メイ・ローレル、ビリー・エングル、エナ・グレゴリー

 ある王国。飲んだくれの王と、王に悩まされる王妃。そんな王を何とかするために、王にそっくりなルドルフが王妃によって呼び出される。

 まだオリヴァー・ハーディとコンビを組んでいなかった頃のローレルは、ヒット作のパロディに主演していた。この作品は、「ゼンダ城の虜」(1922)のパロディである。という特徴以外に、これといったギャグのない平板な作品だった。