映画評「RENO OR BUST」

[製作国]アメリカ  [別題]AWAY WE GO  [製作]クリスティ・フィルム・カンパニー  [配給]エデュケーショナル・フィルム・エクスチェンジス

[監督]アーチー・メイヨ  [製作]アル・クリスティ  [脚本]フランク・ローランド・コンクリン

[出演]ボビー・ヴァーノン、デュエイン・トンプソン、リラ・レスリー、ヴィクター・ロッドマン

 駆け落ちして結婚した妻を、妻の家族に奪われてしまう。家族はリノに連れて行き、離婚させようとする。

 1920年代にはコメディアンとして活躍し、トーキー以後はパラマウントでコメディのスーパーバイザーとして活躍するボビー・ヴァーノン主演作。背が低いのが特徴。

 作品としては、1910年代のスラップスティック・コメディを見るかのような作品で、これといったギャグがないのが残念。正直ヴァーノンの主演作に面白い作品はあまりなく、パラマウントではどんな仕事をしたのか気になるくらいだ。