2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

 バイオグラフ社におけるD・W・グリフィスの活躍

グリフィスはこの年、「女の叫び」(1911)という作品を製作している。この作品では、通常のカット・バックに加え、短い意味のあるショット(機関車の煙突、汽笛、車輪など)が映し出されてエモーション(感情)を生み出しすように工夫されていた。また…

 MPPC側の映画製作

MPPC側では、ルービン社はメロドラマ、劇、喜劇などを製作していた。シーリグ社は猛獣映画製作のために、この年の夏に、100頭以上の動物を擁する自前の動物園を設立している(ほとんどがライオンだった)。エジソン社では、1911年から12年にか…