2011-01-09から1日間の記事一覧

 ドイツ 「ドクトル・マブゼ」 敗戦後の混乱したドイツ精神の投影

フリッツ・ラング監督は、「ドクトル・マブゼ」(1922)を監督している。催眠といった超人的なパワーを持つ悪漢マブゼを描いた連続小説を映画化した作品で、ラングが得意としていた探偵物に表現主義的な舞台装置を結びつけた作品と言われる。敗戦後の混…