リュミエール社作品集(45)

「国王の戴冠式行列の復路」(1902)

 イギリス。国王戴冠のパレードと、それを見るために集まった人々の様子を撮影。


「アラブの行列」(1896)

 スイス万博。アラブ人が列になって歩いていく様子を撮影。
 他にも多くの人種の人々がいるのだが、アラブ人の行列が目についたために、このタイトルがついたのだろうか?


「宣誓の儀式のために上院へ向かう国王、ヴィットリオ・エマヌエーレ3世」(1900)

 ローマ。整然と並ぶ兵士たちの前を、馬に乗った兵士たちが通りすぎていく様子を撮影。
 国王がいたのかどうか、よくわからない。


「大通りとユニオン・スクエア」(1896)

 ニューヨーク。通りを行き交う人、馬車、市電の様子を撮影。


「悪魔山の頂上に上る」(1898)

 モナコのイタリア国境沿いの山。山岳歩兵が列になってひたすら山を登る様子を撮影。
 山に登っていく兵士たちの列が、ずっと途切れない。ただ、それだけなのだが、いつまで続くのかという興味が沸いてくる。フィルムが切れるまではずーっと続いていた。