キーストン社製作 監督・主演ロスコー・アーバックル
妻がいない隙を狙って、ポーカーを楽しんでいるファッティ。そこに、警官が踏み込んで来たために、ファッティは慌ててアパートの隣人夫婦の部屋に飛び込む。そこには妻しかおらず、そこに夫が帰って来たために大変なことに。さらに、ファッティの妻や警官も加わって狂気のドタバタが始まる。
この作品のドタバタは強度が増している感じだ。単に走り回っての追いかけっこから、壁に収納できる形のベッドを使ったギャグなどが加わっている。収納式ベッドのギャグは、後にキートンと組む頃のファッティの作品、ひいてはキートンの作品にもつながっていくことになる。