製作ローリン・フィルムス 配給パテ・エクスチェンジ
監督アルフレッド・J・グールディング 製作ハル・ローチ 出演ハロルド・ロイド
ある青年が、偶然落とし物を拾ったあげた女性に恋をする。女性の家に向かった青年だが、そこには娘を高貴な身分の男性と結婚させたがっている父親がいた。
当時のロイドは、それまでのチャップリンの模倣から脱して新たなキャラクターを模索していた。その試みは普通の青年という逆説的なキャラクターに結実する。この作品は、そんなロイドが普通の青年を演じている作品だが、ギャグやストーリーに工夫が欠ける。ロイドの過渡期の作品といえるだろう。