映画評「WHIRL O'THE WEST」

 製作国アメリカ ローリン・フィルムス製作 パテ・エクスチェンジ配給
 監督ニコラス・T・バロウズ 製作ハル・ローチ 出演スナブ・ポラード

 西部にやって来た都会人は、荒くれ男たちから手洗い歓迎を受ける。

 この頃、ローチの元で映画に出演していたハロルド・ロイドが中編を目指したために、ローチは短編コメディの主演者として別の人物を起用するようになった。その1人がスナブ・ポラードである。

 ポラードは大きな口髭が特徴のコメディアンだが、この作品では素顔で出演している。そのため、登場したシーンでは誰かわからなかった。ロイドのように普通の人物として売り出そうとしたのだろうか?

 これといって優れたギャグはなく、恐らく未完(フィルムが途中までしか現存していない)のため、内容についてはあまり触れるところはない。