映画評「作品1」

 製作国ドイツ 監督ワルター・ルットマン

 画家だったルットマンが、動きのない絵画の限界を感じ製作した作品。当時の抽象的な映像が展開する「絶対映画」と呼ばれる実験的な作品群が注目を集めており、「作品1」もその1つである。

 四角、三角、円、旗状の図形が動く。音楽が付けられて上映されたらしいが、私が見たのは音楽のないバージョンだったの残念。