大女優たち ナジモヴァ、スワンソン 1923年

 自身のプロダクションを設立するも失敗続きだったアラ・ナジモヴァは、「サロメ」(1922)を製作するも失敗に終わっている。「サロメ」は、自身のプロダクションの最後の作品となった。

 セシル・B・デミル監督作品で、セックス・アピールを売り物にした社交界ドラマに出演して人気を集めていたグロリア・スワンソンは、1923年に24歳で全米興行収入ナンバーワン女優となり、「銀幕の女王」と呼ばれたという。