映画評「スザンナ」

 製作国アメリカ 原題「SUZANNA」 マック・セネット・コメディーズ製作
 アライド・プロデューサーズ・アンド・ディストリビューターズ・コーポレーション配給

 監督F・リチャード・ジョーンズ 製作・脚本マック・セネット 原案リントン・ウェルズ

 出演メイベル・ノーマンド、ジョージ・ニコルズ、ウォルター・マッグレイル、イヴリン・シャーマン


 可愛らしいスザンナは、地主の息子ラモンと恋しているが、ラモンの父親は2人の仲を認めようとせず・・・。

 元々は80分程度の作品のようだが、失われた部分が多く、私が見たのは40分弱の映像に字幕でストーリーを埋め合わせたものだった。そのため、作品全体について書くことはできない。

 コメディの要素は多くあるものの、スザンナを演じるノーマンドをコメディエンヌとしてだけではなく、1人の情熱溢れる女性として描こうとしているようにも感じられる。