映画評「HUSTLIN' HANK」

※ネタバレが含まれている場合があります

[製作国]アメリカ [製作]ハル・ローチ・ステュディオズ [配給]パテ・エクスチェンジ

[監督]スコット・ペンブローク [製作]ハル・ローチ
[出演]ウィル・ロジャース、マリー・モスキーニ、ビリー・エングル、エディー・ベーカー

 怠け者のハンクは、自然の脅威を写真に撮りたいとやって来た女性の手伝いをすることになる。

 ヴォードヴィル芸人からスタートし、後にアメリカを代表する知識人となるウィル・ロジャースは、この頃ハル・ローチのスタジオで短編コメディに出演していた。この作品はその1つ。

 正直、ロジャースの魅力も、コメディとしての魅力もあまり感じない作品だった。唯一見所と言えるギャグは、ハチに刺されたハンクが飛び回る様をスローで捉え、それを見た女性が「バレエのよう」と感嘆した部分くらいだ。