映画評「ONE OF THE FAMILY」

※ネタバレが含まれている場合があります

[製作国]アメリカ [製作]ハル・ローチ・ステゥディオズ [配給]パテ・エクスチェンジ

[監督]J・A・ハウ、ハル・ローチ [製作]ハル・ローチ

[出演]チャーリー・チェイス、ウェストコット・クラーク、ブランシュ・メハフィー、ライル・タヨ

 サラリーマンのジミーは、美しい女性と出会い、一目惚れしてしまう。上流階級の肩書きを名乗った女性に合わせるために、ジミーは上流階級の友人から服を借りる。

 後にコメディアンとしても、コメディ映画の監督としても活躍するチャーリー・チェイスが、本格的に映画に主演していくことになる、役名ジミー・ジャンプのコメディ・シリーズの第1作。チェイス演じるジミーの帽子に火が付いたり、スコールの中で何度も車の幌をかけようとするもうまくいかないといったサイト・ギャグが盛り込まれている。

 10分弱の作品で、ストーリーにもギャグにも飛び抜けた面白さは感じられなかったが、チャーリー・チェイスが本格的にコメディに出演していく1作目として、記念すべき映画ではある。