映画評「幕間」
※ネタバレが含まれている場合があります
[製作国]フランス [原題]ENTR'ACTE
[監督・脚本]ルネ・クレール [脚本]フランシス・ピカビア [撮影]ジミ・ベルリエ
[出演]ジャン・ボルラン、インゲ・フリス、フランシス・ピカビア、マルセル・デュシャン、マン・レイ
スウェーデンの即興バレエ「休演」の“幕間”に上映された、19分ほどのシュールな内容のアヴァン・ギャルドな映画。
様々な脈絡のない映像を組み合わせて作られており、スロー・モーションが印象的に使われている。
後半では、キーストン喜劇などのアメリカ映画喜劇を思わせる追っかけシーンが見られる。大勢の警官に追われるシーンはバスター・キートンの短編を見るようだ。