映画評「水兵の結婚」

[製作国]アメリカ  [原題]SHOULD SAILORS MARRY?  [製作]ハル・ローチ・ステュディオズ  [配給]パテ・エクスチェンジ

[監督・脚本]ジェス・ロビンス  [製作]ハル・ローチ

[出演]クライド・クック、ノア・ヤング、フェイ・ホルダーネス

 水兵が結婚した相手の女性は、元夫と同居しており、結婚は水兵の金目当てだったことが分かる。

 元夫はレスラーで、何故か元妻は金を貢いでいる。元妻は写真と手紙だけで、金づるとして水兵と結婚するという、変わった設定が特徴的な作品である。クック演じる水兵は、これでもかというほど理不尽な目に遭う。

 最大の見どころは、レスラーとレスリング対決になるところ。水兵が巧みにタックルを交わしたり、見事にヒール・ホールドをかけられたりと、細かい動きまでこだわって作られている。