2011-03-16から1日間の記事一覧

 女形の最後の輝き 日活・田中栄三監督「京屋襟店」

旧来の体質で女優ではなく女形による映画製作を続けていた日活の中で、映画革新に望んでいた田中栄三は、「京屋襟店」(1922)で監督・脚本を努めている。 女優ではなく女形が出演していた「京屋襟店」は、女形が出演する新派調映画の、最後の、そして最…