リュミエール社作品集(20)
「露営のダンス」
スペインの兵隊たちが、ダンスを踊っている様子を撮影。
「阿片窟」
ベトナム。ぐったりと横になりながら、阿片を吸う男女の姿を撮影。
ナレーションによるとぐったりとしているのは芝居で、屋内のように見えるが、屋外で撮影されたものだという。
フランスを舞台にしたもので、この作品のように恥部的な部分を見せた作品がないことを考えると、フランスのベトナムへの態度がわかる。ナレーションで語っているように、阿片の収入が、当時のベトナムのフランス総督府の収入になっていたことを考えるとなおさらだ。
「パリの託児所:乳母車の行列」
乳母車を押して、託児所に子供を連れて行く女性たちの様子を撮影。
「埋葬」
カイロ。葬列の様子を撮影。
街並みを見ていて、「レイダース」を思い出した。似ている。
ナレーションによると、葬列の後ろの女性たちは「泣き女」だという。
「マイアーヌ:鼓笛隊の行進」
鼓笛隊の行進の様子を撮影。
ミストラルという有名らしい詩人の姿も見える。