リュミエール社作品集(27)

「狐狩り」

 ローマ近郊。狐狩りに向かう馬に乗った人々と狩りに使われる多くの犬を撮影。

「繋留気球から撮影したパノラマ」

 気球から真下に向けられたカメラで撮影。
 気球からの撮影なので、画面は安定せずブレまくるが、航空写真を思わせる垂直に真下に向けられたカメラは、他のリュミエール作品にはない視点を楽しませてくれる。


フットボール」(1897)

 サッカーをする人々の様子を撮影。
 画面が固定なので、ボールが画面内にないときは、ほとんど動きがない。
 選手たちが、カメラを気にしており、試合ではなく撮影のエキジビションなのだろう。


「ブルックリン橋」

 ニューヨーク。橋を走る列車の様子を撮影。
 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」でもおなじみの橋。
 画面左奥におなじみのシルエットが見える。


「イヌの蛇踊り」

 犬が踊る芸を撮影。
 犬に服を着せて立った状態で踊るという芸。
 なんとなく子供を犬っぽく見せているようにも見えるが、真偽は不明