リュミエール社作品集(49)

「ヤファの門 東側」

 エルサレム。門の前を行き交う人々の様子を撮影。


「蹄鉄工」(1895)

 馬の蹄鉄をはずす様子を撮影。
 もっと馬に寄って撮影してくれれば、より詳しく蹄鉄をはずす様子がわかったのだが、そうはなっていない。


「子守女と兵士」(1897)

 コント。熱心に本を読みながら、子供の手を引いて歩いている女性。それを見た兵士が、子供と入れ替わって手を引かれて歩くが、女性はまったく気づかない。


「手前の変換(馬術)」(1897)

 多くの馬が行進する様子を撮影。
 ナレーションによると、「手前の変換」とは馬の行進の仕方で、かなり難しいとのこと。映像を見ただけではその難しさまでは伝わってこない。


「インディアンの踊り」(1998)

 カナダのインディアン保留地。テントの前で踊るインディアンの様子を撮影。
 ナレーションによると、撮影用に正装してもらったとのこと。
 確かに、草地にポツンと置かれたテントも不自然だ。
 芸を撮影した種類のものと同列の作品といえるだろう。カメラも正面から撮影しているし。