リュミエール社作品集(59)

「サントス・デュモン氏の飛行船実験」(1900)

 格納庫から出てくる飛行船の様子を撮影。
 飛行船の大きさを感じることが出来る。


「飛行船とその推進装」(1900)

 飛行船が飛ぶ様子を撮影。
 1人の人物がサドルにまたがって飛行船を運転する様子は初めて見た。こんな風に運転するものもあったとは知らなかった。
 電線に引っかかって舵がきかなくなっていることがナレーションで説明されるが、果たして映像を見ただけだったら、わかっただろうか?


「バレエ・ダンサー」

 バレエを踊る女性を撮影。
 なぜか、日常の風景のように、踊る女性を眺める男性や、終わりの方に花と食べ物らしきものを運んでくる男性の姿も映し出されている。どういう意図なのかはよくわからない。


「闘鶏」(1896)

 闘鶏自体と、闘鶏をさせる人々の様子を撮影。
 エジソン社の闘鶏のフィルムでは、闘鶏自体がメインだったが、こちらの作品は闘鶏をさせる人間も同じ位比重を置かれている。


「教会の出口」

 教会から出てくる人々の様子を撮影。