リュミエール社作品集(62)

「カメラマン」(1896)
 
 コント。写真撮影の様子。モデルの人がちょこまか動くので、それを何度も止めるカメラマン。何度目かの注意をするときにカメラを倒してしまう。


「ワシントン:国民に向かって演説するマッキンリー大統領」(1897)

 演説をする大統領と、それを聞く観衆の様子を撮影。
 大統領までの距離がありすぎて、大統領の様子はまったくわからない。
 帽子を振ったりしている観衆の熱い熱気は伝わってくる。


「シーソー(ブランコ)」(1896)

 小さな観覧車のような遊具施設の様子を撮影。
 村祭りでの露天興行者によるものと思われる。木でできている観覧車のような遊具は、見ていて安全性が危惧される。
 ちなみにDVDのパッケージには「シーソー」というタイトルが表記されているが、本編を見ると「ブランコ」となっている。


「アルル:サン・トロフィム教会の出口」(1900)

 教会から出てくる人々の様子を撮影。


ベルクール広場」(1896)

 リヨン。広場を行き交う人々、馬車などの様子を撮影。
 2階くらいの高さから見渡すように撮影されており、全体がよくわかるようになっている。