リュミエール社作品集(69)
「ベイルート:大砲広場」(1897)
レバノン。広場を歩く人々の様子を撮影。
徒歩の人ばかりで、馬車などの車が見られないのが他の広場や通りを撮影したものとは異なる。だが、撮影されているのは広場のため、別の通りでは馬車も走っていたのかもしれない。
「『トンキン号』にて縄跳び」
船上で縄跳びをする人々の様子を撮影。
縄跳びの前に多くの人が通ったり、たたずんだりしているため、肝心の縄跳びはきちんと映っていない。
「薬売り」(1898)
コント。焼き栗を売ってくれないことに怒った男が、止まっている馬車の車輪と焼き栗の入った入れ物をロープで結んでしまい、馬車が走り出した途端に入れ物が倒れてしまう。
DVDのパッケージでは「薬売り」、本編では「焼き栗売り」となっている。これは、どう考えても、「焼き栗売り」が正しいと思われる。
「マクシミリアネウム」(1898)
ミュンヘン。マクシミリアネウムと呼ばれる建物と、前の通りの様子を撮影。
「アルマ橋の階段」(1900)
パリ万博のときに作られた歩道橋を行き来する人々の様子を撮影。
万博用に作られた橋なので、装飾が豪華。また、万博を見に来た人たちなので、みんな着飾っている。