長編映画の製作

 世界初といわれる長編映画がこの年に作られている。作品名は「ケリー・ギャング物語」であり、作られた国はオーストラリアだった。

 実在した無法者の生涯を映画化したこの作品は、上映時間が70分あり、当時の世界最長の映画だった。映画はヒットし、制作費450ポンドに対し、2万5000ポンドの興行収入を得たという。

 オーストラリアはこの後も、長編映画を定期的に製作する唯一の国となる。