メリエスの更なる衰退

 かつて人気を誇ったジョルジュ・メリエスはこの頃には人気を失っていたが、「海底二十万マイル」(1907)といった作品を製作している。

 また、メリエスのスター・フィルムのネガがニューヨーク倉庫からすべて盗まれるという不幸にもあっている。これは、アメリカのライバル映画会社の仕業と思われている。