フランス フェルディナン・ゼッカの作品 1904年
「モンマルトルのミステリー」
フランス、フェルディナン・ゼッカが手掛けた作品と言われる。
馬車の御者が、乗客がいなくなったり、男性から女性になったりするために仰天。さらには、馬が牛になったりロバになったりし始める。
ジョルジュ・メリエスが得意としたストップ・モーションを使ったトリック映画だが、メリエスがファンタジーやマジックの代替として活用したのに対して、この作品では現実内で起こる不可思議な出来事として描いている点が異なる。映像のつなぎ目も鮮やかで、メリエス流ではないストップ・モーションを活用した作品をもっともっと見たくなってくる。