フランス フェルディナン・ゼッカの作品 1905年

「徒刑場にて」(1905)

 フランス、フェルディナン・ゼッカが手掛けた作品と言われる。

 徒刑場の「入所」「重労働」「暴動」「脱獄」「処刑」といった場面を、それぞれワンシーン・ワンカットで描写した作品。人々の注意を引きやすいという点で、「ある犯罪の物語」(1901)の流れを組んだ作品と言えるだろう。

 基本的には舞台のセットのように組まれた場所を正面から撮影して構成されているが、脱獄囚が逮捕されるシーンだけ、ロケで撮影されている。


「結婚式後のお楽しみ」(1905)

 フランス、フェルディナン・ゼッカが手掛けた作品と言われる。

 結婚式の後のどんちゃん騒ぎの様子をひたすら撮影。

 食事会、メリー・ゴーランド、馬乗りなど、とにかく陽気で楽しそうな様子がつづられる。