セグンド・デ・チョモンとエミール・コール
特殊撮影を先駆けて担当したセグンド・デ・チョモンは、パテ社からの委託でスペインで映画製作を行っていたが、1912年にイタリアのイタラ社へと移籍している。イタラ社には特殊効果ができる撮影技師として招かれ、後に「カビリア」(1914)の第一撮影者となることとなる。
アニメーション映画の初期第一人者だったエミール・コールはパテ社で活動していたが、1912年にエクリプス社で自分の過去の作品の一部を再映画化している。
(映画本紹介)
無声映画芸術への道―フランス映画の行方〈2〉1909‐1914 (世界映画全史)
- 作者: ジョルジュサドゥール,Georges Sadoul,丸尾定,小松弘,村山匡一郎
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 1995/09/01
- メディア: 単行本
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映画誕生前から1929年前までを12巻にわたって著述された大著。濃密さは他の追随を許さない。