日本 輸入映画 1913年

 この頃は、イタリアの史劇やヨーロッパの文芸作などが、輸入映画の中では人気を呼んでいた。主な輸入作品は次の通り。

(イタリア) 「ファザー」「セビリアの理髪師」「サタン」「フィガロの婚礼」「クオ・ヴァディス」
(フランス) 「椿姫」
(イギリス) 「オリヴァー・トゥイスト」
デンマーク)「最後の涙」



(映画本紹介)
日本映画の誕生 〜講座日本映画 (1)

 日本映画についての歴史や論評をまとめた「講座 日本映画」シリーズの第一巻。成り立ちから、「新派」「旧劇」といった重要用語の詳しい解説、弁士についてなど、日本映画初期を概観するには最適の1冊。