「FANTOMAS(ファントマ)」ストーリー紹介(4)

「PHANTOMAS VERSUS PHANTOMAS」


1.「FANTOMAS AND PUBLIC OPINION」

 ファントマ一味を捕まえられないジューヴ警部に、世論は厳しい。ジューヴ警部もファントマ一味の一員だという声も上がり、ジューヴ警部は逮捕される。それを知ったファンドールは、次は自分が逮捕される番かもしれないと感じ姿を消し、ジューヴ警部の無実を晴らすことを決意する。


2.「THE WALL THAT BLEEDS」

 金貸し兼ビルのオーナーに扮しているファントマは、部下の集金人が上の階に住む住人2人に殴り殺されるのを知り、住人2人を自らの部下に引き入れる。ファントマは新たに部下になった2人に、集金人の死体の処理を命じる。一方、アメリカからやってきた探偵のトムは、壁に塗り固められた集金人の死体を発見する。


3.「FANTOMAS AGAINST FANTOMAS」

 ベルサム卿夫人は、今や再婚してアレキサンドラ夫人となっていた。そんなアレキサンドラ夫人の前に探偵トムが現れ、夫人はすぐにトムがファントマであることに気づく。ファントマは夫人に、仮装パーティを開くことを要求する。仮装パーティにはファンドールと警官の1人が、ファントマの黒装束姿で出席し、本物のファントマがいた場合に動揺させて、見破ろうとする。しかし、逆にファントマの手によって、警官の1人が殺害されてしまう。本物のファントマは腕に傷を負ったことを見せびらかして去っていく。警察では、ジューヴ警部がもしもファントマだとしたら腕に傷があるはずだと考えて、ジューヴ警部の腕を調べるとそこには傷がある。だが、睡眠薬で眠らされたことがわかり、ファントマの仲間である看守のニベットが睡眠薬とナイフを持っていたことから、ファントマがジューヴ警部に罪をなすりつけようとしていたことが発覚する。


4.「GETTING EVEN」

 ファンドールはファントマ一味が集まっている場所を発見する。そこでは、リーダー格の神父がメンバーに、ジューヴ警部こそがファントマであり、ジューヴ警部が戻ってきたら分け前を与えられると告げている。だがファンドールは、一味が解散した後に、神父が集めた金を空き家に隠しているのを目撃する。ファントマの一味たちは、ジューヴを誘拐し、空き家へと連れて来る。一方で、探偵トムに扮したファントマは警察を訪れ、空き家に行けばファントマ一味を逮捕できると進言する。ファントマは一味のメンバーを逮捕させ、取り分の独り占めしようとしているのだった。空き家に連れて来られたジューヴ警部は、ファンドールと探偵トムの進言でやってきた警官のおかげで、一味を逮捕することに成功する。さらに、探偵トムに扮していたファントマも捕まえるが、またしても逃げられてしまう。




(DVD紹介)

「FANTOMAS」

 フランス連続映画の代表作の1つ。全話合計すると335分と見応えがある。

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http://dvd.or.tv/
 
注意!・・・「リージョン2」のDVDです。「リージョン2」対応のプレイヤーが必要です。