「FANTOMAS(ファントマ)」ストーリー紹介(5)

「THE FALSE MAGISTRATE」


「PROLOGUE」

 とある没落貴族の家の家族が、宝石を売ることを決意する。そのことをファントマの仲間であるメイドが聞きつける。宝石はとあるホテルで引き渡されたが、タンスにしまっておいた宝石が盗まれてしまう。タンスが置かれていた壁に穴が空けられ、隣の部屋に住む神父になりすましたファントマの一味が盗み去ってしまったのだった。


1.「THE PRISONER OF LOUVAIN」

 ファントマがベルギーの警察に捕まったことをジューヴ警部は知る。刑務所に入れられたファントマだが、ジューヴ警部はすぐに脱獄をしてしまうだろうと考える。そこで、ジューヴ警部は自ら変装してファントマの入っている刑務所へやってきて、ファントマを逃がしてやる。外へ出たファントマだったが、その後を尾行する男がいた。


2.「MR. CHARLES PRADIER EXAMINING MAGISTRATE」

 尾行に気づいたファントマは、偶然電車に乗り合わせた男を殺害し、その男に変装することで尾行を巻くことに成功する。ファントマがなりすました男は、とある地方の次期地方判事だった。ファントマはその男になりすましたたまま着任地へ赴く。


3.「THE BURGLAR JUDGE」

 判事となったファントマは、金持ちのマーカスを殺害する。その罪をマーカスの妻に着せ、逮捕されたくなければ50万フランを渡すように要求する。一方、ファントマの仲間が奪い、教会の鐘の中に隠していた宝石を取りに行ったファントマと仲間だが、仲間がはしごに登って鐘の中の宝石を探している間にファントマははしごを外してしまい、仲間は鐘の中に置き去りにされてしまう。マーカスの葬式のとき、鐘が鳴らされると、鐘の中に隠していた宝石が出席者たちに降り注ぐ。判事になりすましたファントマは、判事の権利で宝石を回収するのだった。


4.「HE MAN EXTRADITED FROM LOUVAIN」

 新聞記者のファンドールは、検事に扮したファントマが引き起こした犯罪に注目して、ファントマのいる地方へとやって来る。そこで、ファントマの正体に気づいたファンドールは、ファントマの代わりにベルギーの刑務所に入れられているジューヴ警部を呼び寄せる。身の危険を知ったファントマは逃げようとするが、ジューヴ警部らによって逮捕される。



(DVD紹介)

「FANTOMAS」

 フランス連続映画の代表作の1つ。全話合計すると335分と見応えがある。

 イギリスのamazonから輸入して買うことができるが、もちろん英語。それでも買いたいと思う人は、下記サイトが参考になります。

http://dvd.or.tv/
 
注意!・・・「リージョン2」のDVDです。「リージョン2」対応のプレイヤーが必要です。