日米映画会社

 1914年、10数人の日本人が発起人になり、1万ドルの資本金で日米映画会社を組織されている。アメリカに渡った日系移民を扱った映画として「在米日本人の発展状況」(4巻物)「写真結婚」「闇の女」「日本人飛行家」「刀の誓」といった作品が製作されている。

 素人集団であったためと、資金の欠乏で破産してしまうが、木野五郎、関操、阿部豊といった後に日本で活躍する映画人が俳優として参加していたという。



(映画本紹介)

ハリウッドの日本人―「映画」に現れた日米文化摩擦

ハリウッドの日本人―「映画」に現れた日米文化摩擦

ハリウッドで活躍した日本人・日系人についての本。早川雪洲はなぜ、ハリウッドで活躍できたのか?早川雪洲以外にも活躍した人物はいなかったのか?なぜ、ハリウッド映画で描かれる日本のイメージは誤解されているのか?などなど、ハリウッドと日本の関係を掘り下げた1冊。