ハロルド・ロイドの映画界入り

 後年、チャールズ・チャップリンバスター・キートンと並んでサイレント期の3大喜劇俳優と言われることになるハロルド・ロイドがこの年から短編喜劇に出演するようになる。ハル・ローチのもとで、ロンサム・リュークというチャップリンの亜流とも言えるキャラクターを演じていたが、後にロイドは自身のスタイルを見つけ出して、大人気を得ていくことになる。



(映画本紹介)

アメリカ映画の文化史―映画がつくったアメリカ〈上〉 (講談社学術文庫)

アメリカ映画の文化史―映画がつくったアメリカ〈上〉 (講談社学術文庫)

映画作品のみならず、映画とアメリカ社会全般を幅広く眺めた1冊。検閲という映画に大きく影響を与える事象についても触れられている。