アーヴィング・サルバーグの映画界入り

 後にMGMで敏腕プロデューサーとして名を馳せることとなるアーヴィング・サルバーグがこの年、映画界入りしている。

 この当時まだ18歳だったサルバーグは、ユニヴァーサルのニューヨーク本社事務員として就職している。サルバーグは速記ができたため、ユニヴァーサルのボスであるカール・レムリに重宝され、ハリウッドに赴くようになり、やがてカール・レムリがヨーロッパへ出かけた際の撮影所の運営を任されて、サルバーグは見事にこなし、実力を認められるようになっていく。



(映画本紹介)

アメリカ映画の大教科書〈上〉 (新潮選書)

アメリカ映画の大教科書〈上〉 (新潮選書)

無声映画芸術の開花―アメリカ映画の世界制覇〈1〉1914‐1920 (世界映画全史)

無声映画芸術の開花―アメリカ映画の世界制覇〈1〉1914‐1920 (世界映画全史)

無声映画芸術の開花―アメリカ映画の世界制覇〈2〉1914‐1920 (世界映画全史)

無声映画芸術の開花―アメリカ映画の世界制覇〈2〉1914‐1920 (世界映画全史)