チャールズ・チャップリンとミルドレッド・ハリスの結婚

 ファースト・ナショナル社で映画製作を続けていたチャールズ・チャップリンは、1918年にミルドレッド・ハリスと結婚している。当時29歳だったチャップリンは、サミュエル・ゴールドウィンが開いた海辺のパーティで16歳の女優だったミルドレッド・ハリス知り合う。ミルドレッドから子供が出来たといわれたチャップリンは、やむなく結婚したが、妊娠は嘘だったという。その後、1919年には男子をもうけるが、生まれて数日で意気を引き取ってしまい、同時に結婚も終幕を迎えることとなる。ミルドレッドはその後2回結婚し、1944年に肺炎で42歳の生涯を閉じることとなる。

 ちなみにチャップリンは、映画界入りした初期からエドナ・パーヴィアンスと付き合っていたと言われている。その後、エドナは愛人とのスキャンダルに巻き込まれて、女優生命の危機に追い込まれるが、チャップリンは彼女に役を見つけてやる努力を続け、1958年にエドナが死ぬまで給料を払い続けたという。


チャップリンのために

チャップリンのために