その他の国の映画製作 1918年

 ポーランド映画は、1918年にドイツとソ連から独立後、急速に発展した。ポーラ・ネグリのように他国で活躍する大女優も輩出したが、ポーランド国内で製作されたサイレント時代の作品は、国際的に知られなかった。また、長らく支配下に置かれていたロシア=ソ連への反発から、反ソ連的作品が多く作られたという。

 フィンランドでは、内戦によって映画製作が停滞していたが、画家出身のエルッキ・カルによって、スオミ映画社が設立されている。