チャールズ・チャップリン作品「映画の作り方」

原題「HOW TO MAKE MOVIES」 製作国アメリ
製作・監督・脚本・出演チャールズ・チャップリン 

 ファースト・ナショナルと契約をしたチャップリンは、自分のスタジオを建設する。映画は、何もない土地にスタジオが建設される様子から、スタジオで働くチャップリンやスタッフ・キャストの様子をスケッチ風に描いた作品である。

 パリっとした服を着て髭もない素顔のチャップリンが、メイクアップでチャーリーへと変貌していく様子や、リハーサルの様子、スタッフ・キャストがプールで遊ぶ様子など当時のハリウッドの撮影所の雰囲気が掴める作品となっている。

 チャップリンにとっては、念願の自身のスタジオ建設だったと言われる。その喜びがこの作品からはにじみ出ている。