映画評「家庭の罪」

製作国アメリカ 原題「A DESERT WOOING」
トマス・H・インス・コーポレーション製作
フェイマス・プレイヤーズ=ラスキー・コーポレーション、パラマウント・ピクチャーズ配給
監督ジェローム・ストーム 脚本J・G・ホークス 美術G・ハロルド・パーシヴァル 特殊撮影アーヴィン・J・マーティン
出演エニッド・ベネット、ジャック・ホルト、ドナルド・マクドナルド、J・P・ロックニー

 ニューヨークの上流階級の女性アヴィスは、西部から来ていた金持ちのバートンと結婚する。家事などしたことのなかったアヴィスも、西部ではやらなければならない。アヴィスはそのことに反発するが、バートンは許さない。

 西部を舞台にしているものの、いわゆる西部劇とは一線を画した作品となっている。家事をすることの知らないアヴィスを教育するかのような内容だ。