映画評「THE UNKNOWN RANGER」

製作国アメリカ 原題「THE UNKNOWN RANGER」 AYWON FILM製作・配給
出演レックス・レイ、ベン・ヒル、マリー・ニューウェル

 西部の渓谷に住むバックとジョー。2人の元に、ニューヨークから作家チャンドラーがやって来る。ジョーはチャンドラーに惚れるが、チャンドラーは麻薬の密売人で、メキシコ人と接触するためにやって来たのだった。

 かなりC級な西部劇である。回想シーンから、作り話までご丁寧に映像化してくれるものの、テンポが遅くなる以上の効果を上げていない。アクション・シーンは演出も、キャストの動きもノロノロしていて、見ていてイライラしてきた。

 主役のレックス・レイは、同年にもう1作品に主演して消えている。いったいどんな作品だったのか、いろんな意味で気になる。