アリス・ギィのフランス帰国

 映画草創期からフランスのゴーモン社で女性監督として活躍し、結婚後はアメリカでも活躍したアリス・ギィが、夫との離婚を機に子供と共にフランスへ戻っている。

 帰国後も、映画の仕事を得ようとするもその願いは叶わなかった。ギィはこの後、短編小説や童話の執筆、映画の字幕を作る仕事をしたという。

 1955年に、映画のパイオニアとしての功績を認められ、レジョン・ドヌール勲章を得ることとなる。