中国 シーチュアンとチョンチュウによる映画製作

 中国では、1922年にチャン・シーチュアンとチョン・チョンチュウによる映画会社「明星影片公司」が上海に成立し、映画製作を行っている。

 1923年には、チョンの主張で、チャン監督、チョン脚本による「孤児救祖記」(1923)が製作されている。善人が報われる勧善懲悪もので、興行的にも成功した。それまでチャンは、娯楽性の高い映画製作を行っていたが、積極的に社会派映画を発表していくことになったと言われている。