輸入映画−1923年 アメリカ映画が席巻

 1923年には下記のような映画が公開されている。

 「愚かなる妻」「ユーモレスク」「ゼンダ城の虜」「血と砂」「ロビン・フッド」「人間苦」「オーバ・ゼ・ヒル」「乗合馬車」「嵐の孤児」「サロメ」「偽牧師」「豪勇ロイド」「センチメンタル・トミー」「跫音」「シーバの女王」「要心無用」(アメリカ)、「親友」(デンマーク)、「ドクトル・マブゼ」「ファラオの恋」「巨人ゴーレム」(ドイツ)

 この頃のアメリカ映画は高度な商業映画に発展していた。豪華、絢爛、華麗、挑発的色彩、ソフィスティケーション、幻惑するエキゾチシズムが日本市場を始め世界市場を押しまくった。