映画評「DETAINED」

※ネタバレが含まれている場合があります

[製作国]アメリカ [製作]ジョー・ロック・コメディーズ、スタンダード・フォトプレイ・カンパニー [配給]フィルム・ブッキング・オブ・アメリ

[監督]スコット・ペンブローク [監督・製作]ジョー・ロック

[出演]スタン・ローレル、ジュリー・レナード

 囚人のローレルは、電気イスで職員を殺してしまったり、脱獄を図る男と一緒に穴を掘ることになったりと、騒動を引き起こす。

 「勾留されて」というタイトルの一言通り、刑務所を舞台にして様々な種類のギャグを見せてくれる。最も面白かったのは、スイッチが入っている電気イスに座ってしまった職員が屋根を突き抜けて飛んでいったかと思うと、羽根が生えた姿で竪琴を持ってゆっくりと空を飛んでいくギャグ。他にも、出所することになったローレルが異常なほど号泣し、刑務所長らもつられて号泣するというギャグも微笑ましい。