映画評「THE CLOUDHOPPER」
[製作国]アメリカ [製作]チャドウィック・ピクチャーズ・コーポレーション [配給]エデュケーショナル・フィルム・エクスチェンジ
[監督・製作・脚本]ラリー・シーモン [監督・脚本]ノーマン・タウログ、スティーヴン・ロバーツ [撮影]ハンス・F・コーネカンプ [編集]サム・ジンバリスト
[出演]ラリー・シーモン、ドロシー・ドゥワン、ミッキー・マックバン、フランク・アレキサンダー、アール・モンゴメリー
ボーデンは恋人ドロシーのパーティに向かう途中で、タイヤにラッパが挟まったりトラブル続き。パーティ会場では、ドロシーの弟のいたずらに巻き込まれる。そんな中、ドロシーの父親の大事な書類の盗難事件が発生。ボーデンはドロシーとともに泥棒を追う。
後半の泥棒とのチェイス・シーンが見どころ。汽車が通るギリギリのところを疾走する自動車で交差したり、接近する飛行機でのアクションなど、後年のアクション映画を思わせる見せ場がある。だが、スタントを多用したアクションは、後のアクション映画を見た後で見ると迫力の点で劣るし、同時期の同じようなアクションを見せてくれる作品と比べても優れているとはいえない。