映画評「THE SEA SQUAWK」

[製作国]アメリカ  [製作]マック・セネット・コメディーズ  [配給]パテ・エクスチェンジ

[監督]ハリー・エドワーズ  [製作]マック・セネット  [撮影]ジョージ・アンホルツ、ジョージ・ウォーカー  [編集]ウィリアム・ホーンベック

[出演]ハリー・ラングドン、ユーゼニア・ギルバート、クリスチャン・J・フランク、シャーロット・ミノウ

 舞台は船。宝石強盗に巻き込まれたハリーは、宝石を隠そうとする強盗団の1人に、巨大なルビーを飲み込ませられる。強盗団に追われるハリーは、女装をしてごまかそうとする。

 スラップスティック・コメディのスターが一度は通る道の1つが、女装である。単純に見た目の面白さから、選ばれやすいのだろう。チャールズ・チャップリンは、かなり本気で女性になりきった姿を見せてくれたりもした。ラングドンの女装姿は童顔だからか、意外と似合う。キレイとも違うのだが、似合っていた。