映画評「LUCKY STARS」

[製作国]アメリカ  [製作]マック・セネット・コメディーズ  [配給]パテ・エクスチェンジ

[監督]ハリー・エドワーズ  [製作]マック・セネット  [脚本]フランク・キャプラ、アーサー・リップリー  [撮影]ジョージ・クロッカー  [編集]ウィリアム・ホーンベック

[出演]ハリー・ラングドン、ヴァーノン・デント、ナタリー・キングストン、アンディ・クライド、ルース・テイラー

 占星術で幸運を約束されたハリーだが、幸運の方角と示された逆の方角行きの列車に乗ってしまう。サイレント期の人気コメディアンであるハリー・ラングドンが、長編に進出する前に出演した短編コメディ。

 無垢なハリーが、メディシン・ショーを生業とする詐欺師の男に乗せられコンビを組むことになるという展開は、子供ような大人の役で人気を得たラングトンらしいとも言えるが、同時期の他のコメディにも出てくる設定で目新しさはない。