ドキュメンタリー映画 1926年

 ドキュメンタリーの分野では、白井茂が震災から復興する東京の様子を撮影した「航空船にて復興の帝都へ」(1926)などが作られている。

 1924年から1926年の大正時代末期には、教育映画業者82社によって製作・発売されたドキュメンタリー映画が611本、文部省が製作した作品が90本あったという。昭和天皇の映像も多数あり、映像の中での昭和天皇は常に軍服を着て、軍人に囲まれていたという。